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【セミナーレポート】 2013.2.13開催『「経理・財務」実務マニュアル―買掛債務管理・在庫管理 編』読者会

前回の読者会から約2ヶ月後の2月13日。今回は待望の読者会・第2弾「買掛財務管理・在庫管理編」ということで、2時間で2章の範囲を学習するセミナーです。

講師は前回の「売掛金編」に引き続き、金田一好子先生。冒頭、金田一先生からお話があったように、「今回取り組む課題は、テストではありません。答えは"正解・不正解"ということではなくて、実務に基づいた中で『こんなことに気をつけている』などいろんな意見を出し合って、ディスカッションを進めていく」というスタイルが本セミナー"読者会"です。先生のお話は以下のように続きます。
「講義解説もしますが基本的にはディスカッション形式で進めていき、解説は模範解答ではなく、『このような例示があります』とか、『実務ではこんな考え方をすることが多いです』などのご紹介をしながら進めていきたい」とのこと。ご参加の皆さまが受け身にならず、自主的に考え、参加できるセミナーです。前回のセミナー後のアンケートで頂いた皆さんからの意見をもとに、今回は問題数を絞り、その分ディスカッションの時間を多くとるという時間編成になりました。

経理経験者のための英文経理セミナーの様子まずディスカッションのためのグルーピングをします。男女ペアの二人一組で、1グループにつき各1問に取り組みます。グループができたら、自己紹介を含めた15分のシンキングタイム!
今回読者会の参加は2回目という方もいらっしゃったためか、和やかな雰囲気でスタートしました。お互いがどんな会社でどのような経理の仕事をしているのかということなどを紹介されていたようです。その後は各グループに与えられた課題について、お互いの意見交換…金田一先生もご参加の皆さまと楽しそうにコミュニケーションをとっていました。先生曰く、「私も一緒に参加したいくらい!」とのこと。先生からみても皆さまが楽しく課題に取り組んでいたということですね。

下請代金支払遅延等防止法はなぜ必要?

それでは、今回のセミナーで取り組んだ課題をいくつかご紹介しましょう。 まず、一つ目は買掛債務管理の分野から「下請代金支払遅延等防止法は独占禁止法として制定されているものですが、何故このような法律の制定が必要なのでしょうか?」という問題です。経理の実務家にとって関連法案の知識は必要不可欠。ですが、法律の知識を超えて「改めて"何故"と問われて新たな視点で考えてみるというのが楽しかった」というご意見も頂きました。簿記の授業では教えてもらえないこと。それがまさにこの読者会の醍醐味ですね。

もう一つは在庫管理の分野から「在庫が生まれる原因は様々ですが、その原因を挙げて下さい」という課題です。担当グループの方からのご意見では、「過剰仕入れや発注ミス、商品が売れ残って陳腐化すること」などの意見が出ていました。この課題に関連して、金田一先生から新しい視点でのお話がありました。
「在庫は売れ残るということだから、たくさん注文しすぎて売れ残るというイメージが多いと思うけど、一方で在庫について考えてほしい点があります。・・・仕入から売上の間にあるのが在庫ですが、大事なのは"タイミング"。売上までのタイミングが長ければ長いほど在庫として抱えることになります。在庫を抱えるにはそのための倉庫等の設備費や人件費も余計にかかります。・・・"在庫量"も大事ですが、統計を取るなどしてそのタイミングをいかに適正な形でとっていくかが実務では大事になってきます。在庫の量が少なすぎても良くないし、抱え過ぎても良くない。適正量をうまくかかえて時間を上手く調整するということを意識してみてください。」

企業会計原則は○○みたいなもの

経理経験者のための英文経理セミナーの様子最後に、今回のセミナーで印象的だったエピソードをご紹介します。
「企業会計原則ってどんなもの?」というお話の中で、金田一先生は「聖書みたいなもの」と例えていました。
「企業会計原則は法律ではないし、会社法でも金商法でもない。なんら法律に強制されているものではないのだけれども、昔から古く慣習的に行われてきたものです。一般に公正妥当と認められているものを要約した、道徳です。“こういう風にやれ”ではなくて、“こういう考えに従ってみたら?”というものが書かれているもので、実務を行う時、考え方の一つの礎になるのです。」
このお話を伺って、冒頭にあったように、経理・財務の実務というのは模範解答があるわけではなく、それぞれのケースによって様々な考え方があるということ、ただその考え方は、法律はもちろんですが「企業会計原則」に則っているのだということを改めて実感させられました。皆さまはどのように感じられたでしょうか。

セミナー後のアンケートにて、参加された皆さんから寄せられたご意見では、大変ご好評を頂きました。

「買掛債務管理・在庫管理編」読者会参加者の声

  • 本に載っていること以外の視点や、財務分析などの話もして頂き為になりました。
  • 他会社の経理担当の方と実務について話が聞ける機会が持てて、とても楽しいです。
  • ワーク形式でのセミナーは受け身にならないので良いと思いました。

また、次回の読者会の参加希望については、なんと参加された全員の方が「次章の受講を希望する」という驚きの結果に!
読者会は次回以降もますます盛り上がりそうな予感がしますね!

さて、皆さまのご好評にお応えして、次回の読者会は「固定資産管理・ソフトウェア管理編」を予定しております。
今回の「買掛債務管理・在庫管理編」を受講された皆さまは、次回の読者会でお会いできることを楽しみに、またこのレポートをお読み下さった皆さまにも、新たに読者会メンバーとしてお会いできることを楽しみにしております!

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