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【レポート】2013.10.23開催『「経理・財務」実務マニュアル―中長期計画管理 編』読者会


 シリーズ第9弾となる読者会のテーマは、「中長期計画管理編」。講師は第6弾、第8弾に引き続き、公認会計士の飯塚幸子先生です。(前回の「ディスクロージャー編」の様子をご覧になりたい方はこちら

 今回の読者会は「“中長期経営計画”の意義やあり方、経理財務部門がどのように携わっていけば良いのか、などを中心に一緒に考えていければ」と飯塚先生。直接、経営企画などの実務に携わっていないと、「中長期計画とは、どんな目的でどういう流れで策定されているのか」など、なかなかわからないところだと思います。テキストから読み取れることはもちろんですが、テキストに書いていないことも、ご自分の職場の状況と照らし合わせ、想像力を駆使しながら意見を交換して頂けたのではないでしょうか。

「中長期経営計画」の作成意義とは?

中長期計画管理セミナーの様子1 まず初めに、先生から5題の課題が出題されました。「中長期経営計画を作成する意義は何か?」や「経営理念と経営方針とは何か?」などの問題を1チーム1問取り組みます。テキストを読みながら、ご自身の考えをチームメンバー同士で意見交換し合いました。

ディスカッションタイムが終わったら、各チームから意見を発表して頂き、先生に解説を加えて頂きます。前半は中長期経営計画の作成意義や作成の流れについて考えていきました。会社という大きな組織の中にいると、自分の担当業務がどこに向かっているのかわからなくなることもありますが、飯塚先生曰く、「中長期経営計画の中で会社の存在意義や、将来的な道しるべを“計画”として明示することで、各人の目標も立てやすくなるし、評価もしやすくなります。」とのこと。経営方針や経営理念を明らかにするということは、企業が継続し、持続発展していくために重要なのですね。

 中長期経営計画をどのように策定するのか、というテーマでは、会社の基本的な価値観を共有→現状の分析(外部環境や内部環境の分析やSWOT分析など)→数値目標→予算策定・・・という大きな流れを説明して頂きました。その中で、先生からこんなお言葉が。「経営企画というと、上のほうの経営の話だなぁと感じる人も多いかもしれませんが、よくよく考えてみると、個人の生活も一緒。自分が生きていく中でも、遠い将来の目標のために、この3年から5年の間に何をしていけばいいのか、その3年から5年の計画のためにはこの1年何をするべきなのか・・・とブレイクダウンしていくという考え方が、まさに中長期経営計画の考え方そのものなのです。」なるほど・・・私も自分のキャリアや人生を考えていく中で、中長期経営計画の考え方をもとに目標を設定してみよう!と思いました。

「企業理念」と「経営理念」各社の特徴を感じてみよう

中長期計画管理セミナーの様子2 後半は企業理念と経営理念の話になりました。それぞれどういうことなのか?どんな違いがあるのか?実際に企業のホームページに掲載されている具体的な事例を見ながら、先生に解説をして頂きました。企業理念を掲載している会社は結構多くありますが、中長期経営計画まで掲載している企業もあるのですね。メーカー、サービス業、小売業等々…それぞれの企業に特徴があって、とても興味深かったです。皆さんも気になる企業や身近な企業のホームページを覗いてみてはいかがでしょうか。

 そして最後に飯塚先生から、中長期経営計画における経理財務部門の重要性についてお話がありました。「企業が発展していくためには新しいことにどんどん投資をしていかなければならないけれど、現実的な予測をしないと絵に描いた餅になってしまいます。経理財務部門では実際の数値を正確に把握し、意思決定に資する資料を作成するという大切な役割があります。そして、その資料をもとに経営計画を立て、またその実績をきっちり押さえて分析をしていくということが非常に重要です。」飯塚先生は、「経理が変われば会社が変わる」をモットーにお仕事をされているとのこと。先生がおっしゃる通り、実際の数字をきちんと押さえ、分析していくことで、企業の活性化や事業発展に繋がっていくのだと思います。経理財務部門が企業経営に関して、いかに重要な役割を担っているのかを感じることができた2時間でした。この授業で学んだことを、是非次の日の業務に活かして頂けたらと思います。

飯塚先生には次回の「年次予算管理編」にもご登壇頂きます。それでは、また次の読者会でお会いしましょう!

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