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無料セミナー「今年もやります!日本一早い!!平成26年度年末調整セミナー(基礎編)」

【レポート】2014.10.4開催日本一早い!平成26年度 年末調整セミナー(基礎編)

昨年、大変好評を博した「年末調整セミナー」を、”平成26年度版”として今年も開催することができました(昨年の様子はこちら)。
開催前から「年末調整のセミナーはいつ開催されるのですか?」というお問い合わせや開催のリクエストをいただくなど、皆さまのお声があってこそ実現できたと思っております。
当日も、貴重な土曜日にも関わらず、沢山の方にお集まり頂き、本当にありがとうございました。

本セミナーの講師は、昨年に引き続き、株式会社ブレインコンサルティングオフィスの特定社会保険労務士 羽田操先生にご登壇いただきました。
非常に分かりやすいご説明と柔らかい語り口が受講生の皆さまにも大変好評でした。

今回のセミナーは「基礎編」ということで、初めて年末調整の業務に携わる方でも理解できるように、「年末調整とは何か」「年末調整業務の一連の流れ」「手計算による練習問題」という構成。
途中に計算問題も交えて、あっという間の2時間半だったのではないでしょうか。

年末調整するとお金が戻ってくる??

― なんとなく「年末調整」=「税金が返ってくる」というイメージがありませんか?でも実は、その逆もあるのです。―

そんなお話から「なぜ年末調整をする必要があるのか」という年末調整の意味や、年末調整を行うべき対象などについてのご解説からセミナーが始まりました。

昨年のセミナーレポートでも少し触れましたが、年末調整は1年間を通じて”見込みで支払ってきた所得税”の金額と年末の時点での、実際の税額(個人の事情によって様々な控除を適用したあとの税額)の差額を計算するというのが基本的な考え方です。

1年の中で、結婚や出産、転職、住宅ローンや保険の契約など社員一人ひとりに様々な変化がありますが、年末調整業務の担当者が、個人の事情を汲み取り、正確な税金額を計算するのは大変な業務です。
業務を担当する人は大変ですが、その会社に勤める社員にとっては、とても有難い制度ですね。改めて認識させられました。

マル扶?保配??

年末調整の大きな流れとして、まず、対象となる社員の皆さんから「年末調整の計算のもとになる情報を集める」という業務からスタートします。昨今、計算そのものはソフトが自動的にやってくれるので、「年末調整のための書類を集めて内容を確認するという作業が年末調整の業務のほとんどを占めるといっても過言ではない」と羽田先生もおっしゃっていました。

社員が多ければ多いほど純粋に作業量が増えるということもありますが、社員の個人情報を扱うという点、また提出書類の不備が多いことから確認、問い合わせが多く発生するという点でも非常に神経を使う業務なのですね。

セミナーの中盤では、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」(マル扶)や「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」(ホハイ)の記入方法やチェック項目を見ていきながら、各項目に記入されることで該当する控除の内容について、適用条件や控除金額などを一つひとつ解説していただきました。

年末調整の対象となる社員側の立場としても、非常に役に立つ内容でした。
参加された皆さまも、提出者の書類不備を減らすために、是非社員の皆さんにお伝えするときの参考にして頂けたらと思います。

103万円の壁??

数ある所得控除の中でも、よく話題に上るのが「配偶者控除」と「配偶者特別控除」ではないでしょうか。
この2つの違いについても詳しくご解説いただき、配偶者控除を受けられる条件が「給与収入金額が103万円以下」となっている金額の根拠についても理解することができました。

「給与所得控除後の給与等の金額の表」を使うと、給与収入が103万円の人は「経費」が65万円ということがわかります。
この65万円という金額は、「給与収入が651,000円以上1,619,000円の人」については固定の金額となっているため、103万(給与収入)−65万(経費)=控除後の所得金額が38万円となる、というのが「配偶者控除」の成り立ちです。
そして、所得金額が38万円以下の場合は、「扶養親族に関する控除」が適用になり、所得金額が38万円を超える(つまり給与収入が103万円を超える)人について適用になるのが「配偶者特別控除」というわけです。

「103万円の壁」については、羽田先生が実務の中で実際にあったエピソードを交えながら紹介されていました。
税法改正については様々な議論がありますが、現状では「配偶者控除」に該当しなくても「配偶者特別控除」に該当する場合があるということも、しっかり押さえておきたいポイントですね。

セミナーの最後には、年末調整の計算問題を手計算で解く時間がありました。
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」と「保険料控除申告書」から申告された内容をもとに、計算欄に控除額を記入し、調整後の金額を計算するという問題です。
実務では給与計算ソフトで自動計算できるようになっているので、手計算をするという機会はほとんどないと思いますが、実際に控除の内容と金額をチェックしながら精算するまでの一連の流れをおさらいすることで、理解も深まったのではないでしょうか。

セミナー終了後のアンケートでは、このようなお声を頂きました。

日本一早い!平成26年度 年末調整セミナー(基礎編)参加者の声

  • 年末調整の全体像が明確に理解できるようになった点が良かった。最初に年末調整の流れとして全体像を説明し、その後に細かい項目を説明し、最後に実際に計算してみるという講義の進め方が良かったと思う。
  • 奥さんの収入が103万超えてしまっても、配偶者特別控除で105万まで変わらないという点、子どもの国民年金や健保の任意加入も申告できるという点、は初めて知ったので勉強になりました。年末調整全体の流れもとても分かりやすく説明してもらえてよかったです。
  • 4年間年末調整業務をしているのですが、住宅控除計算チームで、そこしかたずさわったことがなく、今回、保険・扶養に関して全てよくわかりました。
  • 昨年に続いて参加させていただきました。前年聞きそびれていた事もよく理解できました。忘れやすい部分も多いので、このセミナーを聞く事で思い出す事もあり、とても有りがたいです。また、終了後にわからない部分も聞けてよかったです。

昨年に引き続きご参加いただいたという方、同僚の方と一緒にご参加されたという方も多くいらっしゃいました。
ご参加された皆さま、本当にありがとうございました。

今後も皆さまのお仕事に役立つセミナーを企画していきたいと思います。
ご興味をお持ちのテーマがありましたら、是非ご参加ください。
皆さまにお会いできるのをお待ちしております。

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