経理・財務のDVD講座
受講生の声
それぞれの経理処理について、内部統制の観点でもベストな手続きを学ぶことができました。業務の具体的な流れを知ることは、今後の業務にも活かしていけると思います。
- 佐野夏輝 さん
- 資格:公認会計士論文式試験 合格
- 経験:経理実務は未経験

—— まずは、今回この講座を受講してみて、率直な感想を聞かせてください。
一番勉強になったのは、「業務フロー」を学ぶことができたという点ですね。私は公認会計士の試験には合格しているのですが、経理実務はまだ未経験という状態です。公認会計士に合格した後、実務補修に通っていて、講義の中で証憑類を目にする事があるのですが、それぞれの証憑が業務の中でどのように処理されるのかということが理解できるようになりました。
—— 実際に会計士としての実務を行うのはこれからですが、経理業務のイメージは掴めましたか?
そうですね。実務の細かいポイントを理解することができました。例えば、「第3部 経費精算」では経費の科目についても細かく解説してあり、会議費や福利厚生費など、それぞれの違いを知ることができました。
公認会計士試験の勉強は会計処理や理論に関わる部分がメインですが、今後実際に監査やコンサルティングを行うにあたっては、それらの周辺業務についても理解していないといけないということを実感しました。
—— 公認会計士として実務を積んで行く上でも、実務の知識が活用できそうですか?
はい。先程述べた通り、監査を行う為にも知っていなければならないと思いますし、また内部統制の観点でも、それぞれの経理処理についてベストな手続きを示してもらえたことが良かったです。「第2部 売上と仕入」では、見積書や請求書などの発行業務も絡めて経理に関わる業務を学ぶことができました。私は海外のアカウンティングファームに就職するので、業務の具体的な流れを知ることはクライアントの視点を学ぶことにも繋がり、今後の業務にも活かしていけると思います。
—— 経理実務では税務の知識も必要不可欠ですが、その点はいかがでしたか?
そうですね。この講座では、経理実務上での税務の処理についても触れられている部分もあり、とても勉強になりました。公認会計士試験の中でも租税法という科目があるので税務の勉強もしますが、会計士の論文式試験の範囲は税理士よりも簡便的なところがあるので、もっと税務の勉強もしてみたいと思いました。
—— 佐野さんは今まで公認会計士の勉強でも、いろいろな学習教材を活用されていると思いますが、本講座の使用感などはいかがでしたか?
先生のお話の仕方や全体のボリュームなど、ちょうど良かったと思います。全体的に、初心者にもわかりやすい説明をされているなぁと感じました。特に印象に残っているのは、「第1部 経理入門」の中で"継続性の原則"という言葉についてのポイント解説では、「一度使用した勘定科目は、ずっと同じ勘定科目を使用すること、つまりある程度決まった形を継続していくことが必要です」というようにお話されていました。会計士試験でも出てくる単語ですが、試験と違ってアカデミックな言い回しではなく、実務を行う際に分かりやすいように解説されている点がとても良かったです。
—— 細かい点まできっちり学習して頂きありがとうございます。では最後に、佐野さんの将来の夢などを聞かせて頂けますか?
まだ、これから経験を積んで行くという状態ですが、将来的には経営と会計の両方がわかり、説得力をもってコンサルティングを行える会計士になっていきたいと思います。そして海外にはまだまだチャンスがあると思うので、いろいろな国で会計に関する仕事をしながら、日本人として世界に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
—— いよいよ会計人としてのスタートですね!これから佐野さんが仕事をしていく中で、経理実務エキスパート養成講座で得た知識が、少しでもお役にたてれば嬉しいです。今後のご活躍を期待しています!
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それぞれの経理処理について、内部統制の観点でもベストな手続きを学ぶことができました。業務の具体的な流れを知ることは、今後の業務にも活かしていけると思います。

経理の実務経験があっても知らなかったことを学ぶことができ、今自分が担当している経理業務についても、さらに理解を深めることができました。
今まで経験した実務的なことしか知識がなかったのですが、再就職する際に他の会社での実務に活かしていくことができると思いました。質問メールも早く返事があり学習のモチベーションを高めることができた。
簿記検定のみで実務経理のない方の助けになると思いました。