FASS検定とは

FASS検定とは、経済産業省の経理・財務サービス・スキルスタンダード普及促進モデル事業で実証された、経理・財務実務のスキルを客観的に測定するため の検定試験です。「実用性」「客観性」「信頼性」「利便性」に優れており、経理・財務の実務家が実証実験で検証されたデータをもとにスキル判断ができま す。また、検定期間内であればいつでも受験が可能です。
FASS検定の試験結果は、合否ではなく5段階のレベルでスキル評価します。そのため、スキル診断ツールとして企業の経理財務幹部が注目しています。ま た、知識の蓄積が必要な経理財務のスキル習得には、経理財務経験が多い方が有利となることは当然であり、年収や役職などと試験のスコアとの明確な相関関係 が認められています。つまり、高得点ほど高収入になりますので、FASSの高得点を目指して勉強を続けることは、キャリアアップにもつながります。
現在、企業では能力把握ツールとしてではなく、スタッフの専門性を高めるためや、受験者と上司とのコミュニケーションの材料として活用し始めています。ぜひ受験してみてはいかがでしょうか。

資格概要

受験対象 ・経理・財務部門の定型的実務に従事されている方
・これから経理・財務部門に従事しようとする方。
試験内容 ・「経理・財務サービス・スキルスタンダード」の定型業務として標準化された業務が対象
・資産分野・決算分野・税務分野・資金分野の4分野から構成
試験日程 毎日受験ができます。(祝日・年末年始を除く)
2010年5月18日(火)から、「オプション科目」全社統制・IT統制分野の試験を開始しました。
※オプション科目に回答しない場合にも、「FASS」試験本体の評価への影響はありません。
受験料 ・10,500円
公式サイト 日本CFO協会
URL http://www.cfo.jp/fass/index.html