日商簿記2級 想定問題集
第1回
第4問対策
下記の各取引について仕訳しなさい。ただし、勘定科目は各取引の下の勘定科目から最も適当と思われるものを選び、記号で解答すること。
問 題
1. 当月の労務費の消費額を計上する。直接工の直接作業時間は1,800時間、間接作業時間は50時間であった。当工場では直接工の賃金計算について予定賃率を適用しており、1時間当たり1,800円である。また間接工については、前月賃金未払高420,000円、当月賃金支払高1,630,000円、当月賃金未払高350,000円であった。
ア.仕掛品 |
イ.賃金・給料 |
ウ.未払賃金・給料 |
エ.現金 |
オ.製造間接費 |
カ.製品 |
解 答
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仕 訳 |
|||
借 方 科 目 |
金 額 |
貸 方 科 目 |
金 額 |
|
78 |
ア |
3,240,000 |
イ |
4,890,000 |
オ |
1,650,000 |
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解 説
直接工の直接作業時間は直接労務費として仕掛品勘定へ、間接作業時間と間接工の賃金は製造間接費へ振り替える。なお、予定賃率を用いている点に注意する。
(借) |
仕掛品 |
3,240,000 |
(貸) |
賃金・給料 |
4,890,000 |
(〃) |
製造間接費 |
1,650,000 |
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※ 仕 掛 品:1,800時間(直接作業時間)×1,800円/時間(予定賃率)=3,240,000円
※ 製造間接費:50時間(間接作業時間)×1,800円/時間(予定賃率)+1,630,000円(当月賃金支払高)+350,000円(当月賃金未払高)-420,000円(前月賃金未払高)=1,650,000円
2. 製品Rを生産している当社では、標準原価計算を採用している。製品R1個当たりの標準直接労務費は4,200円であった。なお、製品Rの生産実績は月初仕掛品400個(加工進捗度30%)、当月投入量1,800個、月末仕掛品300個(加工進捗度50%)、当月完成品1,900個であった。完成品に対する標準直接労務費を計上した。
ア.仕掛品 |
イ.製造間接費 |
ウ.賃率差異 |
エ.売上原価 |
オ.製品 |
カ.賃金・給料 |
解 答
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仕 訳 |
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借 方 科 目 |
金 額 |
貸 方 科 目 |
金 額 |
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79 |
オ |
7,980,000 |
ア |
7,980,000 |
解 説
製品が完成した時の完成品原価を仕掛品勘定から製品勘定に振り替える。
(借) |
製品 |
7,980,000 |
(貸) |
仕掛品 |
7,980,000 |
※ 4,200円/個×1,900個(完成品数量)=7,980,000円
3. 外注加工賃の支払高をもって消費高を計上する。外注業者から加工品を受け入れ、請求書によると外注加工賃は330,000円であった。なお、素材2,000,000円を無償で外注業者に引き渡していた。
ア.材料 |
イ.製品 |
ウ.仕掛品 |
エ.買掛金 |
オ.製造間接費 |
カ.賃金・給料 |
解 答
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仕 訳 |
|||
借 方 科 目 |
金 額 |
貸 方 科 目 |
金 額 |
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80 |
ウ |
330,000 |
エ |
330,000 |
解 説
外注加工賃は直接経費に該当するため、仕掛品勘定で処理する。また、請求書を受け取り、支払いは完了していないため、主たる営業取引より生じる債務として買掛金勘定で処理する。
(借) |
仕掛品 |
330,000 |
(貸) |
買掛金 |
330,000 |