日商簿記2級 想定問題集
第2回
第3問1. 次のⅠ・Ⅱに基づいて、①~③の金額を答えなさい。なお、会計期間は20X3年4月1日から20X4年3月31日までの1年間である。
① 貸借対照表に計上される商品
② 損益計算書に計上される売上原価
③ 損益計算書に計上される売上総利益
Ⅰ 決算整理前残高試算表
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決算整理前残高試算表 |
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20X4年3月31日 |
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繰越商品 |
650,000 |
売上 |
32,450,000 |
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仕入 |
19,230,000 |
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Ⅱ 決算整理事項等
末商品帳簿棚卸高は次のとおりである。なお、棚卸減耗損に原価性はなく、商品評価損は売上原価の内訳科目として処理する。また、売上原価の算定は仕入勘定で行う。
帳簿棚卸高:数量500個、帳簿価額@¥1,200
実地棚卸高:数量480個、正味売却価額@¥1,080
解 答
① |
518,400 |
② |
19,337,600 |
③ |
13,112,400 |
解 説
(借) |
仕入 |
650,000 |
(貸) |
繰越商品 |
650,000 |
(借) |
繰越商品 |
600,000 |
(貸) |
仕入 |
600,000 |
(借) |
棚卸減耗損 |
24,000 |
(貸) |
繰越商品 |
24,000 |
(借) |
商品評価損 |
57,600 |
(貸) |
繰越商品 |
57,600 |
(借) |
仕入 |
57,600 |
(貸) |
商品評価損 |
57,600 |
※1 期末商品棚卸高:500個(帳簿棚卸数量)×@¥1,200(帳簿価額)=¥600,000
2 棚卸減耗損:{500個(帳簿棚卸数量)-480個(実地棚卸数量)}×@¥1,200(帳簿価額)=¥24,000
3 商品評価損:{¥1,200(帳簿価額)-¥1,080(正味売却価額)}×480個(実地棚卸数量)=¥57,600
◆ 売上原価(仕入):¥19,230,000(整理前T/B仕入)+¥650,000(整理前T/B繰越商品)
-¥600,000(期末商品棚卸高)+¥57,600(商品評価損)=¥19,337,600
◆ 繰越商品:480個(実地棚卸数量)×@¥1,080(正味売却価額)=¥518,400
◆ 売上総利益:¥32,450,000(整理前T/B売上)-¥19,337,600=¥13,112,400
2. 次のⅠ・Ⅱに基づいて、①・②の金額を答えなさい。なお、会計期間は20X3年4月1日から20X4年3月31日までの1年間である。
① 貸借対照表に計上されるソフトウェア
② 損益計算書に計上されるソフトウェア償却
Ⅰ 決算整理前残高試算表
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決算整理前残高試算表 |
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20X4年3月31日 |
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ソフトウェア |
900,000 |
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Ⅱ 決算整理事項等
ソフトウェアは当期の11月1日より使用を開始しており、定額法により償却する。ソフトウェアの利用可能期間は3年と見積もっている。
解 答
① |
775,000 |
② |
125,000 |
解 説
(借) |
ソフトウェア償却 |
125,000 |
(貸) |
ソフトウェア |
125,000 |
※ ¥900,000÷3年(利用可能期間)×5か月(11月~3月)/12か月=¥125,000
◆ ソフトウェア:¥900,000-¥125,000=¥775,000
3. 次のⅠ・Ⅱに基づいて、①・②の金額を答えなさい。なお、会計期間は20X3年4月1日から20X4年3月31日までの1年間である。
① 貸借対照表に計上される買掛金
② 損益計算書に計上される為替差益
Ⅰ 決算整理前残高試算表
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決算整理前残高試算表 |
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20X4年3月31日 |
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買掛金 |
1,256,000 |
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為替差益 |
33,000 |
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Ⅱ 決算整理事項等
買掛金のうち¥462,000は3,000ドルの外貨建債務である。決算日の為替相場は1ドル¥160である。
解 答
① |
1,274,000 |
② |
15,000 |
解 説
(借) |
為替差損益 |
18,000 |
(貸) |
買掛金 |
18,000 |
※ 3,000ドル×¥160(決算日の為替相場)-¥462,000=¥18,000(為替差損)
◆ 買掛金:¥1,256,000(整理前T/B買掛金)+¥18,000=¥1,274,000
◆ 為替差損益:¥33,000(整理前T/B為替差損益)-¥18,000=¥15,000