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《WEB配信》経理実務担当者養成セミナー【簿記会計入門編】
講座内容
AI技術の進化により、最近の会計ソフトは仕訳の学習や試算表・決算書の自動作成が可能になり、経理業務の効率化が進んでいます。また、生成AIを活用した分析や提案機能が普及しつつあり、経理担当者の業務は一部省力化されています。
しかし、こうした便利なツールを使いこなすためには、簿記や会計の基礎知識が不可欠です。
自動生成されたデータを正しく理解し、異常値やエラーを見抜くには、人間による最終チェックと判断が求められます。特に非定型的な取引や複雑な会計処理において、AIだけでは対応できない場面が多く存在します。
AIによる効率化が進む今だからこそ、簿記の基礎力が差を生む時代です。
このセミナーでは以下のような方を対象に、簿記の基礎から実務の基本スキルをわかりやすく解説します。
・経理担当者になって間もない方
・会計ソフトを活用する一方で簿記の知識を活用する機会が少ない方
・実務にブランクがあり、知識のブラッシュアップを目指す方
以下のカリキュラムを通じて、経理業務の全体像を理解しながら、具体的な業務スキルを学びます。
・簿記と決算書の基本知識(貸借対照表や損益計算書の仕組みと役割)
・仕訳の基礎と実践練習(現金・売上・費用など、実務で頻出する項目)
・決算業務の具体的な作業手順(転記、試算表の作成、減価償却の計算など)
・決算書の読み方と経営分析の基礎
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■カリキュラム
※日商簿記3級程度の内容を扱います。
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1.簿記・決算書の基礎を学ぼう
(1)簿記の2つの最終目的
(2)貸借対照表の仕組みと役割
(3)損益計算書の仕組みと役割
2.簿記の基本「勘定科目」を理解しよう
(1)「資産グループ」の勘定科目
(2)「負債グループ」「純資産グループ」の勘定科目
(3)「収益グループ」の勘定科目
(4)「費用グループ」の勘定科目
3.意外と簡単「仕訳法」
(1)「取引」とは何か?
(2)「仕訳」のヒント
4.「仕訳」の実践練習
(1)現金預金の仕訳
(2)売上げ、仕入れの仕訳
(3)費用の仕訳
(4)売掛金、買掛金の仕訳
(5)受取手形、支払手形の仕訳
(6)給料関係の仕訳 など
5.出納帳、伝票を記入してみよう
(1)現金出納帳の記入方法
(2)伝票の記入方法
6.転記を理解し試算表をマスターしよう
(1)総勘定元帳の説明と転記の方法
(2)合計残高試算表の作成
7.決算業務をマスターしよう
(1)売上原価の計算
(2)減価償却の意味と計算方法
(3)減価償却の仕訳、固定資産の売却、除却の処理
9.決算書の見方、読み方、経営分析
(1)損益計算書(P/L)の見方・読み方、経営分析
(2)貸借対照表(B/S)の見方・読み方、経営分析
対象者
・簿記・会計の基本的知識をさらに伸ばしたい方
・演習を通じて簿記・会計の総合的知識を短期間で学びたい方
・仕訳の方法から決算書の読み方まで実務の基礎的事項を学びたい方
受講料
受講までの流れ
視聴期間
お申込完了後から30日
お支払い方法
注意事項
・キャンセル期限を過ぎた場合の返金対応はいたしません。
・視聴期間終了後に視聴を希望される場合は、再度お申込みください。
・講義テキストのデータは、講座視聴ページから取得ください。
・講義テキストの印刷・発送等、個別対応は行っておりません。
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■お問合せ
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講師プロフィール
麻布ブレインズ・スクール
代表 税理士 松田修
昭和61年、税理士試験合格。村田簿記学校講師(法人税法・簿記論担当)として活躍後、辻会計事務所(現 辻・本郷税理士法人)入所。数多くの企業の会計・税務業務や経営相談などを経験し、独立。現在、税理士 松田会計事務所所長、簿記・税務の専門スクール「麻布ブレインズ・スクール」の代表を務めるほか、各種実務セミナー講師としても活躍中。丁寧でわかりやすい解説はもちろんのこと、実務で役立つ事例解説が評判で、受講者から絶大な人気を誇っている。
【主著】
「はじめてわかった決算書―プロのコツ」「勝つ会社―プロのコツ」「資金繰り改善とキャッシュフロー計算書作成ここがポイント!」「Q&Aで基礎からわかる固定資産をめぐる会計と税務」「会社のお金がとぎれない!社長の現ナマ経営」「いまこそ再認識!資金繰りとキャッシュフロー(税務研究会)」「最新よくわかる決算書の鉄則と読み方(秀和システム)」「Q&A 税務知識のポイント第4版(清文社)」など多数。